チャックナット(あと施工ナット・後付ナット)
異形棒鋼の締結に
異形棒鋼の締結をより簡単に!より早く!
異形棒鋼にネジ切り加工を施してナットで締結している方!
チャックナットを使用すれば、異形棒鋼にねじ切り加工せず普通ナットで締結可能です!!
チャックナットとは?
チャックナットとは、半円筒の形状をしたチャック+専用座金がセットになったあと施工ナットです。
チャックナットを異形棒鋼へセットし、
一般的なナットで締結するだけで異形棒鋼と別部材の締結が完了します。
チャックナットの仕組み
ナットが相手部材に突き当たった状態で、ナットを回転させると、チャックがネジの力で上方に押し出され、チャック内周面の突起部と異形棒鋼の節が噛み合って固定され仕組みです。
チャックナットの付属品
※チャックとは?
円筒を縦に二分割した半円筒の形状をした金属部材です。
内周面に一定間隔の周方向の突起部、外周面にねじ山が形成されています。
※専用座金とは?
チャックナットに合わせて設計された座金です。
使用可能な異形棒鋼の種類
●異形棒鋼の使用範囲:SD345
SD345とは?
SD345とは、異形棒鋼(異形鉄筋)のJIS規格の一つです。
SD345は、降伏点もしくは耐力がJIS規格値「345N/㎟」以上であることを示しています。
降伏点または耐力は、材料が変形し始める限界値を表す指標であり、SD345の機械的性質として規定されています。
種類 | 降伏点 または耐力 |
引張強さ | 降伏比 | 伸び性能 |
---|---|---|---|---|
SD345 | 345~440N/㎟ | 490N/㎟以上 | 80%以下 | (引張試験片2号に準じる)18%以上 (引張試験片14号Aに準じる)19%以上 |
チャックナットの主な使用方法 取り付け例
STEP1 | STEP2 | STEP3 | STEP4 | STEP5 |
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専用座金を 下図のようにセットします |
チャックを 真横から 異形棒鋼にセットします |
図のように チャックの位置は ズレがなく片側を ひっくり返しながら左右対称に なるようにします |
チャックの中央に シールを1回巻きます |
ナットを 締めて完了です |
※ナットは一般品が使用可能ですので、別途ご用意ください。
※JFE条鋼の異形鉄筋をベースに開発された製品なので、棒鋼メーカーによってはリブ形状がチャッナットと合わない場合があります。そのため、事前にテストしていただくことを推奨しています。
※半割れのチャックは、マークのあるものとマークないものがペアです。
材質表面処理
鉄生地
チャックナット ラインナップ型番
型番 | 異形棒鋼呼び径 | 適用ナットサイズ |
---|---|---|
10CND13 10CND16 10CND19 10CND22 10CND25 10CND29 10CND32 |
D13用 D16用 D19用 D22用 D25用 D29用 D32用 |
M22 M27 M30 M33 M36 M42 M45 |