樹脂製品


樹脂製のねじでは
ポリカボネートやナイロンなどの材料が多く利用されます
ポリカボネートは他の樹脂に比べ強度が高く衝撃に強い特徴があります。 
ナイロンも強度と粘りに優れた材質です。

絶縁を狙ったねじの利用にはポリカボネート製の小ねじや座金が多く、ナイロンはブッシュ、カラーや座金類に多く利用されます。
最近はナイロン系の高強度材RENYレニー製の小ねじ、ボルトも多く利用されています。
雰囲気に強いのはPEEKピーク製のねじです。  

市販される樹脂製のねじの多くは射出成型ですので熱による収縮があります。
もちろん型を製作する場合は収縮も考慮するのですが、金属製のねじとまったく同じというわけにはいきません他にも、いろいろなエンジニアプラスチック製のねじやセラミックのねじも切削加工で可能ですが、
量産した市販品はないため受注生産品となります。
樹脂製品・プラスチック製ねじの特注制作もお任せ下さい!!
トミタラシなら高品質で低コストを実現します!
高精度で多種多様なプラスチック材質の切削加工が可能です。
さらに、材料の選定から金型設計・製造、成形までを一括でご対応いたします。

下記文字・画像をクリックすると詳細が見れます

PC RENY

ポリカボネートPC

レニービス  RENY

PEEK NYLON

ピーク PEEK

ナイロン

PVC FRP

塩化ビニール

FRP(GE六角ボルトFRP樹脂

FRP樹脂

PVC 他 PTFE

ナットカバー・丸先カバー

ロスナワッシャー絶縁ワッシャー

PTFE樹脂

PP ロスナ
Uボルト用絶縁プレート

ポリプロピレン樹脂

ロスナワッシャー絶縁ワッシャー

ロスナ樹脂

ジュラコン PPS

ジュラコンスペーサー

ポリフェニレンサルファイド

PFA POM

パーフルオロアルコキシアルカン

ポリアセタール樹脂

エラストマー PVDF
エラストマー(TPE)樹脂とは?

エラストマー【TPE】

フッ化ビニリデン樹脂

参考資料

樹脂製相性一覧

素材別特長 軽量 強度 耐薬 耐熱 コスト
ポリカボネート【PC】
連続使用温度
115°C/239°F
ポリフェニレンサルファイド
連続使用温度
200°C/392°F
レニー【Reny】
連続使用温度
105°C/221°F
ピーク【PEEK】
連続使用温度
180°C/356°F
塩化ビニール
連続使用温度
35°C/95°F
ポリイミド
連続使用温度
300°C/572°F
×
ポリプロピレン
連続使用温度
65°C/149°F
四フッ化エチレン樹脂
連続使用温度
260°C/500°F
パーフルオロアルコキシアルカン
連続使用温度
260°C/500°F
フッ化ビニリデン樹脂
連続使用温度
150°C/302°F
×
セラミック(アルミナ)
連続使用温度
1500°C/2732°F
ポリアミド
連続使用温度
PA6   65°C/149°F
PA66 75°C/167°F
PA12 106°C/222°F
ポリアセタール
連続使用温度
95°C/203°F

樹脂とゴム(熱硬化性エラストマー)と熱可塑性エラストマーの性質比較

  樹脂 熱可塑性エラストマー ゴム(熱硬化性エラストマー)
弾性 無し あり あり
比重 大きい 小さい 大きい
熱変化 熱で溶ける 熱で溶ける 熱で固まる
成型 安易 安易 難しい
再利用 可能 可能 不可能
コスト 低い 低い 高い

ゴム物性について

☆:特に優れている ◎:優れている 〇:良い △:使用可能 ×:使用不可

  クロロプレンゴム エチレンプロピレンゴム シリコーンゴム フッ素ゴム ニトリルゴム
  CR(ネオプレンゴム) EPDM/EPT Si FPM(FKM) NBR
耐熱性 120~130℃ 120~150℃ 200~250℃ 220~300℃ 120~130℃
耐寒性 35~-55℃ -40~-60℃ -70~-80℃ -10~-15℃ -10~-30℃
耐摩擦性 ◎~〇 〇~×
対老化性
耐オゾン性 ◎~〇 ×
耐ガス透過性 〇~△ 〇~△
耐油(ガソリン) × △~×
耐油(全般) ◎~〇
耐炎性 × 〇~× △~×
耐放射線性 〇~△ ◎~△ 〇~△ 〇~×
強酸
強アルカリ ×