すり割りつき(マイナス)小ねじ

名称
すり割りつき(マイナス)小ねじ
すりわりつき(まいなす)こねじ
スリワリツキ(マイナス)コネジ

すり割りつきとは?

すり割りつきとは、頭部に1本の溝が加工されているネジです。
大昔のねじは切削で製作されていましたので、工具との接点は「すりわり」でした。
現在のねじの大半は冷間圧造という金属を押して形を作る塑性変化を利用したものとなりますので十字穴他の矢や金型を利用して、締めやすいリセス穴が成型されるようになりました。

「すりわり」は専用のすりわり機械で削り加工されています。
ばり除去装置付もありますが完全とは言えないのが残念です。現在中国などで製作しているすりわり付小ネジは、「すりわり」も冷間圧造で作り込むため、「ダレ」て全体にRや抜けテーパーがあるために 締め付ける際には、工具が滑りやすい「すりわり」になっているようです。


トミタラシでは、スリ割付き製品もラインナップ豊富に取り揃えています!

その他、特注制作の対応も可能です!お気軽にご相談ください。

スリ割付き製品スリ割付き製品ねじ特注品製作事例スリ割付き製品

すりわり(マイナス)-平小ねじ    

●図面

●規格

  すりわり(マイナス)-丸小ねじ    

●図面

●規格

  すりわり(マイナス)-皿小ねじ       

●図面

●規格

  すりわり(マイナス)-六角ボルト       

●図面

●規格

 

★ 注意したいのが、「すりわり」と「コイン割り」との違いです。

「コイン割り」とは硬貨を利用して締付や取り外しを可能にしたもので、身近な所では
カメラ本体と三脚との結合に利用されています。

プラマイねじ


十字穴(プラス)とすりわり(マイナス)を合わせもつリセス穴を持つ小ネジです。

プラスドライバーが家庭にさえ備わる時代に、すりわり(マイナス)を追加する必要があるかどうかのその利用される環境によっては、便利なものかもしれません。
コイン割と十字穴を合わせたものもありますが、受注生産品となっています。

十字穴付きなべ小ねじCross-Recessed Pan Head Machine Screws

十字穴付き皿小ねじ Cross-Recessed Flat Head Machine Screws

十字穴付き丸皿小ねじCross-Recessed Countersunk Head Machine Screws

十字穴付きトラス小ねじ
Cross recessed small be taken up screw

十字穴付きバインド小ねじ
Cross recessed binding small screw

すり割り(マイナス)付き小ねじ

(+)スリムヘッドこねじ

座金組込み十字穴付きなべ小ねじ  Washer Assembled Cross Recessed Pan Head Screws

(+)フランジ小ねじ

(+)フランジ小ねじ

カラーリング

特殊な材料の小ねじ

インチねじ (ユニファイねじ) Unified screw, Inch screw

精密機器用十字穴付き小ねじ

古い規格の小ねじ

六角穴付きスリムヘッドこねじ

六角穴付きスリムヘッドコネジ

Sタイプ(+)六角フランジネジ(鉄・M4~M6)

Sタイプ(+)六角フランジネジ

(+-)フランジ小ネジ(鉄ステンレス・M4~M8)

(+-)フランジネジ

(+-)Aフランジ

 

タッピングネジ各種