熱間曲げ加工品
熱間曲げ加工とは?
熱間曲げ加工とは、ワークを温めると変形しやすくなる金属の性質を利用して、曲げる加工方法です。
高い強度と美しい曲げを熱間曲げ加工で提供しております。
POINT:熱間曲げ加工と冷間曲げ加工
鉄を曲げる加工法には、冷間曲げと熱間曲げによる方法があります。
冷間曲げは、常温~720℃以下で機械的な圧力をかけて曲げる加工方法です。
一般的な冷間曲げには、ベンダー曲げやロール曲げがあります。
熱間曲げは、冷間曲げよりも小さな圧力で、大きな曲げやひずみを金属に与えることができます。
板厚や板幅の大きいものに、半径の小さな曲げや鋭角の曲げをするのにも向いています。
上述したように、鋼は強度が上がったり、脆くなったりする温度範囲があるため、これを避けて通常800℃~900℃の温度範囲で熱間曲げ加工をします。
熱間曲げ加工品主な取り扱い
- サイズ
- M8~M20
- 材質・メッキ
- 鉄SS材、(鉄SCM材、ステンレスは要相談)
ドブメッキ(溶融亜鉛メッキ)他 - 対応ロット
- 4本~
- 製造可能製品例
- 全ねじ・両ネジ・片ネジ、J形アンカーボルト、JA形アンカーボルト、L形アンカーボルト、LA形アンカーボルト、Uボルト、Vボルト、コ型ボルト、鉄道車両用特注ボルト、六角ボルト、リーマボルト、植込みボルト、Uバンド、コッターピン、Nピン、Pピン、特殊ピン、調整ナット
POINT:SS材とSC材の一番の違いとは?
SS材とSC材は含まれる炭素の度合いによって区別されます。性質としての一番の違いは強度です。SC材のほうが炭素をより含んでいることが多い為、強度や硬度が高いといえます。そのため、基本的にはSS材を使用し、強度が必要な曲げ加工の部品が必要な場合はSC材を使用します。
ドブメッキ(溶融亜鉛メッキ)証明発行可能
熱間曲げ加工に使用されるの主な設備
●電気炉
●鉄筋ベンダー
●ネジ切盤
●NC旋盤
熱間曲げ加工品事例・採用分野
●鉄道車両関係
●自動車部品関係(大型自動車用スピライザー、パイプ式スピライザー)
●台車用部品
●土木建築関係
(L形アンカーボルト、J形アンカーボルト、両ネジアンカーボルト、溶接組立ボルト、組アンカー、門形アンカー(支柱保持用)、Uボルト(鉄塔支持ワイヤー用)
●特殊なボルト
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