食品衛生法対応プレコート加工
食品衛生法対応緩み止め加工
食品衛生法対応プレコート加工とは?
環境に配慮し、食品衛生法の器具及び容器包装の規格に適合した合成樹脂を使用し、
材料に溶剤は一切使用していないプレコート加工を示します。
また、充填式なので再利用にも有効なプレコート処理を実現しました。
高耐久性:耐熱・耐候性に優れ、締結後の過酷な環境に耐えることができます。(耐熱性:-40℃~200℃)
トルク調整:ねじ込みトルク、戻しトルクを自由に調整可能。
POINT 食品衛生法とは?
食品の安全性確保のため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止することを目的とし、食品に関して必要な規制、その他の措置を規定している法律。1947年(昭和22)制定。
よって、食品を製造するための装置や器具の安全性に関する項目あり。
食品衛生法対応プレコート加工の成分
主成分:ナイロン12、ナイロン11
溶剤 :含有せず
毒性 :なし(食品衛生法に合致)
融合 :175℃~180℃
吸湿性:0.9%~1.0%(65%RH・20℃)
使用温度範囲:-50℃~140℃
食品衛生法対応プレコート加工 分析試験成績書 提出可能
現行の法律(※1)に基づく分析試験実済みです。(※2)
以下適合を示す【分析試験成績書】の提出が可能です。
※1:食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)
第3のDの2合成樹脂製の器具又は容器包装
※2:2023年8月の試験結果が最新となります。
プレコート加工とは?
- 緩み止め機能
- ・全周塗布のため安定した締付が可能です
・再利用性が高いので、増し締めなどのメンテナンスが容易で、長期間安全性を確保できます
・振動に対しても緩み効果を発揮します - シール機能
- ・密着性が高く、コーティングがはがれないので、確実なシール機能を発揮します
・シール効果を期待する箇所にコーティングが可能です
・通常の使用状態において、材質の劣化はありません - 相手部材の保護
- ・保護目的の箇所に、自在にコーティングができます
・ナイロン材質ため、相手部材を痛めません
・リセスなどの凹みにもコーティングの液だまりはできません
・装飾性を意識してコーティングすることも可能です(黒色、赤色)
食品衛生法対応プレコート加工採用事例
・食品製造装置
・精穀・製粉装置
・調理器具
・その他食品関連装置など