LHS(ラインヘッドシステム)、 LHスティック
LH(ラインヘッド)、LR(ラインリセス)
左:LR
右:LH
●LR(ラインリセス)とは?
これもトルクスと同様に、 一般の小ねじにもっとも多く利用される十字穴(プラス)のカムアウト現象防止用に開発したもので、力の伝達効率の良い「ねじ」です。
LRは、トルクスと形状、寸法が若干異なります。
利用は現在のところトルクスの方が多くなっています。
LHは穴がないので、汚れなどが穴に入り込むのを防ぐことができます。
LHのへこみの数を奇数にした悪戯止めねじシステムファイブもあります。
LRの場合通常のLRの中央にピンを立てていじり止めにする方法と、突起の数を奇数にする方法があります。 突起の数を奇数にすると、中央に突起がなくてもマイナスドライバーを、引っ掛けて弛められる心配がありません。
ただ、LRタンパープルーフは現在のところ 市販サイズが限られるため、殆どは、特別注文品になりロット数は多くなります。
●LH(ラインヘッド)とは?
ラインヘッドはリセスが星形のような形状の盛り上がりがあります。
LHスティックスはねじ締結の合理性を追求し、トルク伝達部がねじ頭の外周にあるLH型(Line Head)と内側にあるLR型(Line Recess)とに大別され、締付け工具との相性ではその使い勝手に合わせ食い付きのあるテーパタイプ(LH、LR)のねじです。
LHスティックスは「トルク伝達力に優れ」「カムアウトがなく」ねじ締結の作業性、安全性、確実性を向上させ、生産設計と同時に分解設計にも役立ち、lS014000シリーズ(環境法)に最適な近未来的締結システムでもあります。
●主なラインナップ
・LH小ねじ
・LRタンパー +なべ小ねじ
・鉄黒亜鉛メッキ LRなべ(タンパープルーフ) 小座金+SW(ばね座金)付
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